徳川綱重下屋敷の地、文京区根津

文京区根津について

根津駅周辺は都心にありながらも落ち着いた住環境、緑豊かな公園、歴史的な神社などが一つのエリアに凝縮されていることが特徴です。
根津は、東京都文京区に位置し、学問の街とも呼ばれるエリアです。東京大学や東京藝術大学が近隣に存在するため、多くの学生や研究者が生活する地域となっております。しかし、学生以外の方たちが住みにくいわけではなく、様々な層にも適した住環境が整っているのでご安心ください。根津駅周辺には、根津観音通り商店会や根津銀座通り商睦会といった商店街が存在し、日常の買い物から食事に至るまで非常に便利なエリアです。
根津駅は、東京メトロ千代田線に接続しており東京都心の主要エリアへの移動はスムーズです。例えば、秋葉原や表参道へも直通でアクセスできる点は非常に便利です。また、根津駅周辺には、都バスのバス停も複数点在しています。これにより、電車路線が通っていない地域へのアクセスも容易となっており、生活の利便性を高めています。根津駅を中心とした交通網は、日常生活の移動はもちろん、週末のレジャーや観光の拠点としても優れたアクセスを提供しています。

根津駅

おすすめスポット

根津神社

所在地

東京都文京区根津1-28-9

根津神社は、東京メトロ「根津駅」「千駄木駅」から徒歩5分、東京大学の北側に位置する神社で、今から1,900年以上も昔、日本武尊が千駄木の地に創祀したと伝えられる古社です。 江戸時代になると、五代将軍徳川綱吉が、天下普請と言われる大造営で現在の社殿を奉建、千駄木の旧社地より遷座しました。権現造りの本殿・幣殿・拝殿・唐門・西門・透塀・楼門の全てが欠けずに現存し、国の重要文化財に指定されています。
毎年4月中旬頃、約100種3,000株のつつじが見ごろを迎える中、根津神社では「文京つつじまつり」が開催されます。 まつり期間中は根津神社のつつじ苑が公開され、甘酒茶屋、植木市、露店等もたくさん並び大勢の人で賑わいます。こちらは文京花の五大まつりの一つです。

根津神社

所在地

東京都文京区本駒込6-16-3

六義園は造園当時から小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に数えられておりました。元禄8年(1695年)、五代将軍・徳川綱吉より下屋敷として与えられた駒込の地に、柳澤吉保自ら設計、指揮し、平坦な武蔵野の一隅に池を掘り、山を築き、7年の歳月をかけて「回遊式築山泉水庭園」を造り上げました。六義園は吉保の文学的造詣の深さを反映した繊細で温和な日本庭園です。庭園の名称は、中国の古い漢詩集である「毛詩」の「詩の六義」、すなわち風・賦・比・興・雅・頌という分類法を、紀貫之が転用した和歌の「六体」に由来します。
庭園は中の島を有する大泉水を樹林が取り囲み、紀州(現在の和歌山県)和歌の浦の景勝や和歌に詠まれた名勝の景観が八十八境として映し出されています。 明治時代に入り、岩崎彌太郎氏(三菱創設者)の所有となった当園は、昭和13年に東京市に寄付されて一般公開されることになりました。昭和28年3月31日に国の特別名勝に指定されました。

六義園

六義園

東京都美術館

所在地

東京都台東区上野公園8-36

東京都美術館は、日本初の公立美術館として1926年に開館しました。国内外の名品を楽しめる特別展をはじめ、多彩な企画展や美術団体による公募展など、年間を通して約280もの展覧会を開催しています。日本モダニズム建築の巨匠・前川國男の設計による建物も見どころのひとつで、奇数月の第3土曜日には「建築ツアー」も実施しています。館内にはカフェや2つのレストラン、ミュージアムショップが充実しており、これらの施設のみの利用も可能です。
東京都美術館は使命(ミッション)として次のことを掲げています。
・東京都美術館は、展覧会を鑑賞する、子供たちが訪れる、芸術家の卵が初めて出品する、障害のある方が何のためらいもなく来館できる、すべての人に開かれた「アートへの入口」となることを目指します。
・新しい価値観に触れ、自己を見つめ、世界との絆が深まる「創造と共生の場=アート・コミュニティ」を築き、「生きる糧としてのアート」と出会う場とします。そして、人びとの「心のゆたかさの拠り所」となることを目指して活動していきます。

東京都美術館

所在地

東京都台東区上野公園1-2

上野の森美術館は、東京都台東区上野公園にあるフジサンケイグループ傘下の私立美術館で、上野恩賜公園内にある美術館・博物館の中では唯一の私立美術館です。
上野の森美術館の運営を務めるのは、日本の美術団体としては最も古くからある公益財団法人日本美術協会です。日本美術協会は、1879年に設立された「龍池会」(りゅうちかい)を前身とし、1883年に有栖川宮熾仁親王殿下が龍池会総裁に就任、現在は常陸宮正仁親王殿下が総裁をつとめています。
開館以来、重要文化財の公開をはじめ様々なジャンルの美術を紹介している施設で、常設展示は行わず、毎年開催している美術館主催の現代美術展(VOCA展)、公募展(上野の森美術館大賞展、日本の自然を描く展)のほか、定期的に独創的な企画展を開催しています。
2006年、別館が増築され1階は小企画展が開催できるスペース「上野の森美術館ギャラリー」を新設、3階は上野の森アートスクールが設置され、上野の森美術館の美術普及事業の一翼を担っています。

上野の森美術館

上野の森美術館

国立科学博物館

所在地

東京都台東区上野公園7-20

国立科学博物館は「自然史に関する科学その他の自然科学及びその応用に関する調査及び研究並びにこれらに関する資料の収集、保管(育成を含む)及び公衆への供覧等を行うことにより、自然科学及び社会教育の振興を図る」ことを目的とした博物館です(独立行政法人国立科学博物館法:第3条)。
当館は博物館法における分類としては、博物館ではなく、博物館相当施設です。これは博物館法が国の施設を範疇としていないためであり、全国の博物館の指導的な立場としての事業を数多く行っています。独立行政法人化によって国から切り離されましたが、その後も名称に「国立」を冠しています。これは海外との関わりにおいて国の機関であることを示す必要があるために認められた特例となっています。
施設は、東京都の2か所と茨城県つくば市の1か所、計3か所に分散しており、展示施設は東京都台東区の上野恩賜公園内に所在する上野本館、東京都港区の白金台に所在する附属自然教育園、茨城県つくば市に所在する筑波実験植物園(通称、つくば植物園)と昭和記念筑波研究資料館(筑波実験植物園の敷地内、一般には非公開)があります。

国立科学博物館

所在地

東京都台東区池之端1-3-45

旧岩崎邸庭園は1896年に岩崎彌太郎の長男で三菱第3代社長の久彌の本邸として造てられました。往時は約1万5,000坪の敷地に、20棟もの建物が並んでいました。現在は3分の1の敷地となり、現存するのは 洋館・撞球室・和館の3棟です。木造2階建・地下室付きの洋館は、鹿鳴館の建築家として有名な英国人ジョサイア・コンドルの設計で近代日本住宅を代表する西洋木造建築です。館内の随所に見事なジャコビアン様式の装飾が施されていて、同時期に多く建てられた西洋建築にはない繊細なデザインが、往事のままの雰囲気を漂わせています。
庭園風景別棟として建つコンドル設計の撞球室(ビリヤード場)は当時の日本では非常に珍しいスイスの山小屋風の木造建築で、洋館から地下道でつながっていま す。洋館と結合された書院造りの和館は当時の名棟梁大河喜十郎の手によるものと言われています。床の間や襖には、明治を代表する日本画家・橋本雅邦が下絵を描いたと伝えられる障壁画などが残っています。現存する大広間を中心に 巧緻を極めた当時の純和風建築をかいま見ることができます。 大名庭園を一部踏襲する広大な庭は、建築様式と同時に和洋併置式とされ、「芝庭」をもつ近代庭園の初期の形を残しています。 1952年年に国有財産となりました。戦後GHQに接収され、返還後、最高裁判所司法研修所として使用(~1970年)されました。1961年に洋館と撞球室が重要文化財に指定。1969年に和館大広間は洋館東脇にある袖塀とともに、1999年に煉瓦塀を含めた敷地全体と実測図がそれぞれ重要文化財に指定されました。

旧岩崎邸庭園

旧岩崎邸庭園

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